仕事

襖・障子 - fusuma syouji -

−襖(本襖)とは−
材料は木で、中身が格子状の骨組みでできている建具です。
しっかりした骨組みで作られているため、非常に丈夫で耐久性があり、縁(フチ:木枠)が外せるようになっているので、分解して古い紙を剥がして新しい紙を張り替えることが可能なためメンテナンス性に優れています。
近年、簡単に張り替えられる糊つけ襖紙などがございますが、当店では襖紙に薄い受け紙(和紙)を使い、浮かし貼りという工法で作業しております。
この技法で仕上げる襖は耐久性がありきれいに仕上がります。
古くから伝わる技法は目先の安さではない物を大切にする心があるのです。

−障子とは−
障子とは、和室に設けられる建具で、格子に障子紙を張ったものをいいます。
障子紙によって、直射日光を適度に遮り、拡散するので柔らかな光を部屋全体に届けることができます。
  • 新調: 15,000円〜
    張り替え: 5,000円(両面)〜
    (仮合わせ、設置込み)

    新調はフチや引き手も自由に選べます。
    襖は手書きやプリントでオリジナルを作ったり様々なデザインの物がありますので、
    お好みの物を見つけてください。
  • 障子

    張り替え: 2,500円〜


    障子には一般の障子の他、雪見障子・腰付き障子などの種類があります。
    紙には通常レーヨン紙が使われますが、手すき和紙や機械すき和紙などの高価なものや破れに強いプラスチック系のものまで多種ございます。
    用途によってお選びください。

壁装 - hekisou -

壁装には、主にビニールクロス貼り、壁への和紙貼りや茶室の腰貼り、お寺などへの金貼りなどがあります。
ビニールクロスは主に直貼工法で行いますが、和紙や金は主に壁に和紙で下貼りをしてから貼りつける浮かし貼りという工法で行います。この技法は和紙を専門的に扱う表具師の技術が欠かせません。

掛軸・屏風・額装 - hyogu -

−掛軸とは−
書や絵を裂(きれ)や紙で表装した軸

−屏風とは−
室内に立てて風をよけ視界を遮り、また装飾に用いる家具、金屏風や枕屏風などがある

−額装とは−
書や絵を表装し額に仕上げること
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